「金融街の摩天楼を幻想的に ライトアップ」
ドイツ・フランクフルトで6月3日(日本時間4日)より3日間、W杯前夜祭として巨大な光のアートショー「Sky Arena(スカイアレーナ)」が行われた。 日没が遅いため、イベントは夜11時から始まる。しかし、マイン川周辺には2、3時間前から人々が集まりだし、30分前には身動きができない状態にまで混雑した。 
「Sky Arena」では世界最高輝度の大型スライドプロジェクター「PIGI」が使用された。ドイツ銀行、ドレスナー銀行、欧州中央銀行など、8つの高層ビルに超大型画像が映し出され、あらためてW杯というイベントのスケールの大きさを実感する。

「音楽と映像のコラボレーション」
「スカイアレーナ」では約45分間の映像ショーが繰り広げられた。
ブラジル代表のロナウド、ドイツ代表のオリバー・カーンなど各国の選手の他に、ジーコやマラドーナ、ペレなど往年の名選手も映し出され、サッカーファンを喜ばせた。 サーチライトなどの演出も加わり街が光に包まれると、音楽の盛り上がりも最高潮に達し、大勢の観客から大きな歓声が上がる。 皆の拍手と共にショーは幕を閉じたが、多くの人たちは興奮に包まれたまま余韻に浸っているようだった。
 

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